装飾音系テクニック
弦をただ弾いても音は鳴りますが、それだけだと表現の限界がすぐに来てしまいます。
勢いや情緒を出すためにはここに上げるような様々なテクニックを混ぜていく必要があります。
ぜひ色々な技を自分のものにして演奏に活かしていってください。
【スライド】
その名の通り横に滑らせて音程を変えるテクニックです。
一応名称としては、始点終点が決まっているものをスライド、始点終点のどちらかまたは双方が決まっていないものをグリッサンドと呼びます。
滑らせる際に押さえている指を離さないことが重要です。また左手親指の使い方も大事になってきます。
動画で確認してみてください。
【ハンマリング・オン&プリング・オフ】
ハンマリング・オンは弦を右手で弾いた後で、左手の指先で弦をハンマーのように叩き音程を変えるテクニックです。
プリング・オフは左手で押さえた状態で弦を弾き、その後その指を引っ掛けるようにして離すことで音程を変えるテクニックです。
別々のテクニックですが、これを連続して行うことも多いため一つの動画にまとめてお届けいたします。
【爪弾きばらし(チャランゴ的モルデント風】
チャランゴ独特な演奏法に複弦で2本のコースを同時に弾く時に使うテクニックがあります。
例えば1・4コースを弾く時に1→4→1と素早く弾き3つの音を出すというテクニックです。
桑原健一
日本で数少ないプロ・チャランゴ奏者 1983年生まれ。2018年末まで合計10年間ボリビアで音楽活動をしていた。 2017年にはアイキレ国際チャランゴコンクール国際部門金賞受賞。 現在は日本初のチャランゴ系YouTuberとしても活動中。 現・東京リャマ計画、3人アンデス。 元・ワイラ・ハポナンデス、チュパイチャキス。
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