プロフィール

プロフィール

チャランゴに出会うまで

1983年東京都出身。

小学生の頃よりあまり学校へ行かなくなり、中学で完全に不登校となり、14歳のときに「フリースペースたまりば」に通い始める。

そこでギターを弾き始め、のちにベースをメインで演奏するようになる。

17歳のときにフリースペースたまりばTOYO草薙氏に出会いチャランゴを始める。

大学サークル

19歳(大学1年生の年齢)のときに、大学フォルクローレサークルの中でも古参かつ規模の大きい「東京大学民族音楽愛好会」に入部。「Ausencia(アウセンシア)」というグループを中心に活動する。

ボリビアへ1年間の自主留学~帰国後

2004年、21歳のときに就活を始める同期生を見ながら、どうするかを考えた末、1年間ボリビアに自主留学することを決意。

ボリビアではサウル・カジェーハス氏アルフレッド・コカ氏らにチャランゴを師事したほか、「ロス・オルビダードス」「ムシカ・デ・マエストロス」に参加しボリビア音楽を学ぶ。

帰国後は現MAYAの渡辺大輔氏らと若手フォルクローレグループ「PachamaMax(パチャママックス)」での活動のほか、北中南米ミクスチャーバンド「Tupelo Drive(テュペロ・ドライブ)」のメンバーとして活動。

ボリビア再渡航~日本での活動

2007年に再びボリビアに渡り、全曲オリジナルの1stソロアルバム『Sin Nacionalidad(シン・ナシオナリダー』を発表。

再度帰国後は前述のグループに加え、秋元広行氏、福田響太郎氏、小松早百合氏とのグループ「Alpaca Boom(アルパカ・ブーム)」にて全国ツアーを行い、秋元氏帰国後はトリオとしてアルバム『Tres árboles(トレス・アルボレス)』を発表したほか、「Paca Berry Combo(パカ・ベリー・コンボ)」などでも活動。

ボリビアに長期在住

2011年から2018年まで8年間ボリビアに拠点を移し、コミックバンド、「ChupayCh’akis(チュパイチャキス)」を結成。2015年にはアルバム『Paceñando(パセニャンド)』を発表。

2015年にはボリビア在住の日本人音楽家で「Wayra JaponAndes(ワイラ・ハポナンデス)」を結成。日本の楽曲をフォルクローレ・アレンジした演奏スタイルで現地で好評を得る。1枚目の『Gracias Bolivia(グラシアス・ボリビア)』、2枚目の『折衷』の録音に参加。日本でもAERAに取り上げられたほか、2017年、2018年には日本ツアーも行う。

ソロ奏者としては2017年の第36回アイキレ国際チャランゴ・コンクール国際部門金賞を受賞。

その他、さまざまなアーティストの録音やコンサートに参加した。

更にラパス日本人会の文化教育部長や副会長として役員を5期務めたほか、ラパス・ボリビア日本文化財団日本語普及校でも日本語教師として勤務するなど日本文化を普及する活動もしていた。

2019年に日本へ帰国後

2019年より拠点を日本に戻して活動。

帰国後すぐにボリビア録音の2ndソロアルバム『desde La Paz』を発表。

2019年5月には令和初のプロフォルクローレバンド「東京リャマ計画」を結成し、新感覚フォルクローレと題しピアノ入りのポップな演奏で精力的な活動を行っている。2020年9月には1stアルバム『1er paso』を、2022年7月には2ndアルバム『リャマリャマリャマ』を発表。

またボリビアでも一緒に活動していた歌手・秋元広行氏の来日時には「3人アンデス」と称し、笛の岡田浩安氏や勝野勉氏らと定期的にツアーを行い好評を博している。3人アンデスとしても『como la wiphala』『Viva la vida』『とっておきのThe BEST +5』という3枚のCDを発表。

メディアでは2020年3月に読売新聞の「幸せ小箱」というコーナーで一週間紹介された。

2020年には日本の誇る作曲家、織田哲郎氏のライブにもゲスト出演したほか、作曲家・立山秋航氏による「アニメ・ゆるキャン△SEASON2」のBGM録音に参加し2021年1月より放送されると「アニメにフォルクローレがフューチャーされてる?!」と話題になった。

2021年7月NHK BS1のCool JapanのSDGs回に出身であるフリースペースたまりばが取り上げられ、OBとしてチャランゴ演奏とインタビューで出演。

2022年3月にはBSテレ東の「おんがく交差点」にチャランゴ奏者として取り上げられ出演した。