ワイニョ

ワイニョ

ワイニョとは?

ワイニョはフォルクローレの中でも最もポピュラーなリズムと言っていいでしょう。

ここでは主にボリビアのものを指すワイニョの呼称をタイトルに使いましたが、アルゼンチンではカルナバリート、ペルーではワイノと呼ばれ、若干の違いはあるもののほぼ同じリズムと言って問題ないと思います。

アンデス地方の土着の音楽が起源となっており、農耕と深い関係のあるリズムです。

元来は春の収穫の時期の祭りで踊ら、ピンキージョ(歌口のついた縦笛)で演奏されていた春と愛の踊りから来ているそうです。

(Ernesto Cavour氏のDiccionario enciclopédico de los instrumentos musicales de Boliviaを参考にしました)

ワイニョは田舎の音楽?

現在ワイニョとそれから派生していった音楽は各地で演奏されており、都会のグループがアンデスの楽器にプラスしてベースやドラム、エレキギターなどを入れて演奏しているものや、ペルーを中心に打ち込みのリズムとキーボード、サックスを入れたもの(ボリビアの田舎でも人気がある)など、多種多様な音楽があります。

スタンダードとなっている名曲が特に多いリズムなので初心者の方がまず演奏してみようという曲にも、きっとワイニョの曲があると思います。

ワイニョは訛ってる?

ワイニョはシンプルなリズムで、日本では「タンタカ・タンタカ」と表現することが多いですが、実際には三連符とタンタカの中間あたりのリズムで訛りが強いリズムです。

そのため聞く人によっては三拍子にも聞こえるようですが、演奏家や踊り手の感覚としては1・2、1・2といったリズムの取り方が一般的です。

譜面に記すなら

譜面に記す場合はどの細かさで捉えるかが記譜者によって一定ではないのですが、私はストロークの上下動を16分音符で記す方法を使っています。

理由はこの周期で一拍とする方が自然だと私は感じるからです。

そしてメロディーはこの細かさ(16分音符)中心ではなく、基本的には8分音符や4分音符中心です。

ストロークを8分音符で書いてしまうとメロディーが間延びした感じになりすぎて読みにくいかなと感じます。(これは私の個人的な感覚なので、長い方で書く人もいます。どちらが間違いということではないと思います)

 

拍子は2/4拍子を使うことが多いですが、実際には1/4拍子と言ったほうがいいかもしれません。

一拍を周期のリズムを繰り返していき、頻繁に奇数拍が入ります。

なので西洋音楽で一般的な8小節周期に慣れていると8小節半や7小節半で終わるメロディーが頻出するため肩透かしをくらったような感覚になります。

これが慣れてくると癖になると私は思っています。

ワイニョの弾き方動画解説

【第1回 ワイニョのストローク基礎編(桑原流訛り解説)】

どこがどのように訛るのかしっかり解説していきます。

【第2回 ワイニョのストローク応用編(実はもっと簡単にらしくなる)】

ばらしというテクニックを入れていくことで、実は簡単に訛らせることが出来ます。

というのも訛り方がうやむやな感じになり細かいタイミングが気にならなくなります。

【ワイニョのアルペジオ】

ワイニョのアルペジオパターンをまとめてみました。

【ワイニョのアルペジオ第1回】

ワイニョのアルペジオの基本パターンを紹介します。

【ワイニョのアルペジオ2】

ワイニョの基本的なアルペジオパターンのバリエーションを紹介します。

【ワイニョのアルペジオ3】

ちょっと変わったワイニョのアルペジオのパターンを紹介します。

【スパルタ系ワイニョ練習トレーニング各種】

リズムの練習は繰り返し、沢山練習をする必要があるのですが、それに付き合ってもらえるギター奏者はなかなかいません。

CDの曲と合わせて練習しようと思うと色々なコードを練習して弾かなければなりません。

そこでひたすら3分間同じリズムを同じコードで繰り返すだけという画期的な練習用動画を作りました。

様々な速度、ストロークタイプのものを徐々に取り揃えて行きますので、練習したいものを選び、ひたすら練習に打ち込んでください。

【BPM=80 / Amのみ】

基本ストローク編

ばらし入ストローク編

カット入りストローク編

【BPM=80 / Amの循環進行(G7-C-E7-Am)】

基本ストローク編

ばらし入りストローク編

カット入りストローク編

【BPM=70 / Amのみ】

かなり遅めのワイニョです。この速度だと訛りが強くなります。

基本ストローク編

ばらし入りストローク編

カット入りストローク編

【今後の公開予定】

BPM=70の循環進行編、BPM=100編などを公開予定です。

日本で数少ないプロ・チャランゴ奏者 1983年生まれ。2018年末まで合計10年間ボリビアで音楽活動をしていた。 2017年にはアイキレ国際チャランゴコンクール国際部門金賞受賞。 現在は日本初のチャランゴ系YouTuberとしても活動中。 現・東京リャマ計画、3人アンデス。 元・ワイラ・ハポナンデス、チュパイチャキス。

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