カット系
カットとは?
ストロークの要素として重要なのがカットです。
コードを弾いているときに音を瞬間的に止めるとで「ジャッ」というアタック音を出す奏法が基本ですが、チャランゴの場合は主に2種類のカットを使います。(これはフォルクローレなどラテン系のギターにも共通する点が多いです。
2種類のカット
つぶすカット(止めるカット)
カットは基本的に音を止めるので、一般的にはこちらが普通のカットですが実はフォルクローレでの使用頻度は少し低めです。
はじくカット(響かせるカット)
これは1コース(または1,2コースあたり)の弦を勢いよくはじき、その他の弦をミュートするこでアクセントを得る弾き方です。
厳密にはカットとは言わないのかもしれませんが、性質としてはカットと同じで、しかもフォルクローレではこちらの方が登場頻度が高い奏法です。
カットの解説動画
カットはかなり微妙な指先の動きで音質などをコントロールします。
【カットの基礎】
カットの重要ポイントを解説していきます。2種類のカット両方の解説をしています。
【その他の色々なカット】
これら基本の2種類以外にも様々なタイプのカットがあります。
普段から使うというよりは、特定のリズムで使われたり、インパクトを出すために使われるものが多いですが、どんなバリエーションがあるのか解説します。
桑原健一
日本で数少ないプロ・チャランゴ奏者 1983年生まれ。2018年末まで合計10年間ボリビアで音楽活動をしていた。 2017年にはアイキレ国際チャランゴコンクール国際部門金賞受賞。 現在は日本初のチャランゴ系YouTuberとしても活動中。 現・東京リャマ計画、3人アンデス。 元・ワイラ・ハポナンデス、チュパイチャキス。