クジャワーダ
クジャワーダとは?
クジャワーダ(クリャワーダ)は糸紡ぎ歌と言われます。
糸紡ぎの道具とは柄の長い独楽のような棒です。羊の毛玉を持ち、そこから毛を少しずつ糸紡ぎ棒の柄に結びつけていきます。
独楽のようになっているのは、これを回転させることで速いスピードで毛が糸になっていくからです。
ボリビアの田舎ではこの糸紡ぎ棒を地面に投げて回しながら歩いている女性を見かけます。
クジャワーダの衣装
そういった糸紡ぎをテーマとした踊りがこのクジャワーダで、実際に衣装の一環として糸紡ぎ棒を持って踊ります。
そして全体としてはチョリータさんなどの先住民系の民俗衣装風の服装ですが、帽子のつばにたくさんの糸を垂らした独特の帽子をかぶります。
また男性はズボンですが、上半身の服装は女性と大差がなく、ボリビアの衣装の中では珍しく男女差が少ないことも特徴です。
クジャワーダの音楽
系統としてはワイニョ系ですが、A-B-Cとあるメロディーの中のCメロにあたる部分(エストリビーリョ)で、ちょっとカポラル風なアクセントの聞いたリズムにチェンジします。
グループにもよりますが、このCメロ部分で少しだけテンポが落ちることも多いように感じます。
ここのリズムの切り替えが上手く出来るとクジャワーダらしさが出るのではないかと思います。
クジャワーダの弾き方動画
桑原健一
日本で数少ないプロ・チャランゴ奏者 1983年生まれ。2018年末まで合計10年間ボリビアで音楽活動をしていた。 2017年にはアイキレ国際チャランゴコンクール国際部門金賞受賞。 現在は日本初のチャランゴ系YouTuberとしても活動中。 現・東京リャマ計画、3人アンデス。 元・ワイラ・ハポナンデス、チュパイチャキス。
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