チュントゥンキ(クリスマスソングの方)
チュントゥンキとは?
チュントゥンキという名前のリズムは2種類あります。
一つはロス・カルカスのバラードで有名なゆったりとした6/8拍子のリズムです。
この記事で取り上げるのは、その元となった(インスピレーションを与えた)ボリビアのチュキサカ県ビジャ・セラーノ村のクリスマスソングのリズムの方のチュントゥンキです。
クリスマスソングのチュントゥンキ?
ビジャ・セラーノ村は近代チャランゴの父と言われるマウロ・ヌニェス氏の出身地としても知られている小さな村です。
ここの村のクリスマスはボリビアでも有名で、多くの家が扉を開放し、人々を家の中に招き入れ、食べ物をごちそうして、このチュントゥンキを踊ります。
チュントゥンキのリズムは私の動画では便宜上6/8拍子で表記していますが、2/4とも6/8ともつかない微妙なリズムです。
ワイニョの訛りを更に強くしたようなリズムで、踊りのステップはカポラルの訛りとも似ている感があります。(リズムとしては関係のないリズムです)
【チュントゥンキの弾き方動画】
私自身もネイティブのような訛りが出来ているとは思いませんが、弾き方の方向性として参考にしてみてください。
手の上下動の動きは実際にクリスマスにビジャ・セラーノへ行った時に、地元のチャランゴ奏者の方に習った動きを再現しようとしています。
桑原健一
日本で数少ないプロ・チャランゴ奏者 1983年生まれ。2018年末まで合計10年間ボリビアで音楽活動をしていた。 2017年にはアイキレ国際チャランゴコンクール国際部門金賞受賞。 現在は日本初のチャランゴ系YouTuberとしても活動中。 現・東京リャマ計画、3人アンデス。 元・ワイラ・ハポナンデス、チュパイチャキス。
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