チャランゴの選び方
目次
チャランゴを手に入れる方法
「チャランゴを弾きたい!」と思った人はまずチャランゴを入手する必要があります。
日本にいると、どこで手に入るのイメージが掴みにくいと思います。町の楽器屋に置いてあるということはまずないので購入方法は以下のものが考えられます。
1.フォルクローレ楽器専門店へ行く
メリットは何と言っても実際に手に取って楽器を確認できる店です。
ただし全国でも数えるほどしかお店がないため場合によっては遠路はるばるお店へ向かわなければならないかもしれません。しかもそんなに台数が多いお店はないので、予算にあった気に入ったものが見つからない可能性も考えられます。
後日、各お店に許可をいただきつつ、フォルクローレの楽器が手に入るお店を掲載していきたいと考えています。すぐに買いに行きたい方はメールなどでお問い合わせください。
2.通販で買う
上記の専門店もほとんどが対応していますが、amazonなどにもチャランゴは数本出品されています。
またメルカリなどで中古のものが販売されていることもよくあります。ちゃんとしたお店の方が質への信頼感や、購入後の対応は安心ですが、コストを抑えたい方は覗いてみてもいいかもしれません。
3.知り合いから買う
フォルクローレの世界は狭いので、フォルクローレをやっている知り合いをTwitterやFacebookなどを通して探していると、そのうちチャランゴを誰かに売りたいと思っている人に出会うかもしれません。
回りくどい手段にも感じますが、近場であれば実際に楽器を触ってから買うことも出来ますし、後々弾き方の質問をしたり出来るので意外といい方法かなと思います。
ちなみに関東を中心に結構な数の大学にフォルクローレサークルがあるため、「大学時代にチャランゴをやっていた」という人は案外たくさんいます。
4.現地から直輸入
ボリビアやアルゼンチンの工房などに直接問い合わせて送ってもらう方法です。
信頼がおける工房(または仲介者)を見つけなければいけませんが、質の安定した工房であれば望みの物が手に入る可能性は高いです。
ネックは送料と無事に届くかという不安です。注文してすぐに送ってくれるとは思わない方が幸せなので、今すぐに欲しい方にはオススメしません。
5.現地へ行って買う
フォルクローレが大好きで雰囲気を味わいたい! 人々の暮らしを見てみたい!
ウユニ塩湖やマチュピチュ遺跡を見たい!
という方はコロナ禍が落ち着いたら旅行に行ってしまいましょう。
現地へ行けば楽器屋には沢山のチャランゴがありますし、工房へ出向いて買うことも出来ます。(弾丸ツアーでは時間が足りないので、時間に余裕がある方向けです)
チャランゴの選び方
日本で販売されているチャランゴは基本的に輸入されている方が選んで持ってきた物なので、そこまで悪い物はないはずですが、現地で見ていると楽器としてはちょっと使い物にならないレベルの物も店頭に並んでいます。
またチャランゴは低温低湿の場所で作られることが多いため、日本へ持ってきたことでコンディションが悪くなっているものもあります。
楽器として悪いものを買わないようにするためのチャランゴの選び方を動画で紹介しています。参考にしてみてください。
【チャランゴの選び方1】ダメなチャランゴを見た目で除外する方法
【チャランゴの選び方2 完結編】楽器として使えるものを絞り込んでから好きなものを選ぶ
桑原健一
日本で数少ないプロ・チャランゴ奏者 1983年生まれ。2018年末まで合計10年間ボリビアで音楽活動をしていた。 2017年にはアイキレ国際チャランゴコンクール国際部門金賞受賞。 現在は日本初のチャランゴ系YouTuberとしても活動中。 現・東京リャマ計画、3人アンデス。 元・ワイラ・ハポナンデス、チュパイチャキス。