カルナバル
カルナバルとは?
ボリビアはアンデス地方の標高が高い場所に大きな街が多いため山岳の国と思われがちですが、実は国土の2/3はアマゾンの源流などの低地帯です。
そしてブラジルに近い方面に位置する、ボリビア最大級の都市圏(市としては一番人口が多いが、ラパス市と隣のエルアルト市を合わせたよりは少ない)であるサンタクルスを中心に演奏されるのがこのカルナバルです。
ボリビアの低地帯は非常に暑く、ほぼ常夏といっていい気候の場所です
カルナバルのリズム
軽快な6/8拍子のリズムで、サンタクルス地方のオリジナルは基本的に長調の明るい雰囲気の曲です。
その後、1970年代頃からラパスなどの高地の都市部で短調の器楽曲(インストゥルメンタル)のカルナバルが多く作られました。
これらの中にはカルナバルという呼称ではなく、トローテや、プロジェクシオンなどのリズム名(形式名)が記されていることもあります。
リズム的にはカルナバルと一緒なので、こちらに上げる動画を参考にしていただければと思います。
カルナバルの弾き方動画
【第1回 カルナバルの基本ストローク】
カルナバルの基本ストロークパターンを紹介していきます。
【第2回 カルナバルのストローク応用編】
かきならしなどを使ったバリエーションを見ていきます。
桑原健一
日本で数少ないプロ・チャランゴ奏者 1983年生まれ。2018年末まで合計10年間ボリビアで音楽活動をしていた。 2017年にはアイキレ国際チャランゴコンクール国際部門金賞受賞。 現在は日本初のチャランゴ系YouTuberとしても活動中。 現・東京リャマ計画、3人アンデス。 元・ワイラ・ハポナンデス、チュパイチャキス。
最近