モレナーダ
目次
モレナーダとは?
最近のフォルクローレの一番のヒットリズムがこのモレナーダです。
2010年代のポップス系フォルクローレグループはモレナーダが一曲ヒットすれば売れっ子になれると言われていました。
ティティカカ湖周辺が発祥のリズムで、
モレナーダの音楽
モレナーダは重たい二拍子の行進曲です。
演奏も踊りもアップテンポだと浮いた感じになってしまい雰囲気が出ません。一歩一歩踏みしめるようなリズム感を目指しましょう。
元々はブラスバンドでの演奏が中心で、一般的なフォルクローレでの演奏はブラスバンドを模倣した形です。
トランペットなどのパートをケーナで、チューバやユーフォニウムなどの低音系の金管パートをサンポーニャやギターのベースで、大太鼓をボンボで、そしてチャランゴは小太鼓やシンバルのパートのリズムを模倣しながらコードを演奏します。
モレナーダの踊り
様々な衣装・役割のパートがあります。
後日詳しく書いていきたいと思います。
【モレナーダの弾き方動画】
モレナーダのチャランゴの弾き方を紹介していきます。
【モレナーダ第1回 基礎編】
基本的な動きを見ていきましょう。
【モレナーダ第2回 応用編 単調にならないモレナーダ】
モレナーダは行進曲のリズムのため単純に演奏するとズンチャ・ズンチャというリズムのみので演奏していると単調になりがちです。そこでスネアドラムの自由な動きを取り入れることでバリエーション豊かな演奏が出来るようになります。
【ステップをしながらモレナーダを弾く】
こちらは「動きながらチャランゴを弾く」シリーズの動画のモレナーダ編です。
動きながら弾くと、ノリがよく見えるだけではなく、実際にノリが良くなると思います。
軽く浮いてしまうとモレナーダらしくないので、一歩一歩踏みしめるようにステップを踏みましょう。
【動きながら弾く 第3回 超簡単なモレナーダのステップ】
超簡単な左右を交互に踏むだけのステップをしながら弾いてみましょう。
【動きながら弾く 第4回 前後の動きを取り入れてステップ】
前後の動きを入れることで演奏している人以上に、しっかり動いているように見えるリズムです。参考にしてみてください。
桑原健一
日本で数少ないプロ・チャランゴ奏者 1983年生まれ。2018年末まで合計10年間ボリビアで音楽活動をしていた。 2017年にはアイキレ国際チャランゴコンクール国際部門金賞受賞。 現在は日本初のチャランゴ系YouTuberとしても活動中。 現・東京リャマ計画、3人アンデス。 元・ワイラ・ハポナンデス、チュパイチャキス。