プーナ
プーナとは
プーナ(またはプナ)はワイニョ系のリズムです。
基本的なストロークはワイニョと同じですが、少しカランペアード風のストロークを入れることが多いです。
そしてリズムの「ツターターター、ツターターター」というキメフレーズが特徴です。
これが入ったプーナ。と言ってもいいと思います。
プーナというリズムはティティカカ湖周辺の土着系リズムとして存在するのですが、聞いてみてもイマイチ、よく演奏されいてるプーナとの共通点が見つかりませんでした。
この音楽の歴史を私なりに調べてみたのですが、これといった確証を持てるものに出会えずひとつ仮説を立ててみました。
それは1990年にロス・カルカスが発表したVivo por tiという曲でこのリズムが印象的に使われており、翌年1991年に発表されたカラ・マルカのMamitaでも同様のフレーズが使われています。
そのためこのロス・カルカスの曲が、ポップス系プーナの発祥なのではないかというのが私の仮説です。
詳しくご存知の方がいらしたらぜひ教えて下さい。
プーナの弾き方
桑原健一
日本で数少ないプロ・チャランゴ奏者 1983年生まれ。2018年末まで合計10年間ボリビアで音楽活動をしていた。 2017年にはアイキレ国際チャランゴコンクール国際部門金賞受賞。 現在は日本初のチャランゴ系YouTuberとしても活動中。 現・東京リャマ計画、3人アンデス。 元・ワイラ・ハポナンデス、チュパイチャキス。