トバス
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トバスとは?
トバスはトバ族というボリビア、アルゼンチン、パラグアイの国境付近にまたがる、チャコ地方の先住民系の音楽を元にしたリズムです。
ボリビアのカラ・マルカという大人気バンドがポップス化し世の中に広めました。
この際にかなりポップス化されており、元の原型とはかなり違いますが、元を聞くと意外とエッセンスは残っているという感じがします。
ちなみに羽飾りを多く付け、露出の多い衣装からしてアマゾン熱帯の先住民と思われがちですが、チャコ地方は低木が茂る乾燥した地方です。
またボリビアのトバ族は20世紀半ばに政治問題などにより集団でアルゼンチンへと移住しており、現在ボリビアにはトバ族の村は残っていません。
ジャンプする?
トバスの踊りとして有名なのはジャンプをする踊りということです。
南米の踊りは前後左右へのステップが多く、上に高く飛び上がるものは珍しいのでカーニバルなどでも目立ちます。
私はチャランゴを弾きながらジャンプをするというスタイルで演奏をしているので、こういった動きについての動画も上げています。
【トバスの弾き方動画】
トバスはジャンプをする際に「ふっ」と浮き上がったようなリズムが伴います。
そのためにはミュートを混ぜると、いいアクセントになります。
【動きながらトバスを弾く動画】
動きながら演奏するという動画のシリーズを公開した際にトバスも2回に渡って取り上げました。
ジャンプも難しいですが、実は横へのステップがかなりキツいです。
動きながら弾く7【トバス編1】ダイエットにいいかも!?
動きながら弾く8【トバス編2・ジャンプ!】見切れまくりジャンプ編
桑原健一
日本で数少ないプロ・チャランゴ奏者 1983年生まれ。2018年末まで合計10年間ボリビアで音楽活動をしていた。 2017年にはアイキレ国際チャランゴコンクール国際部門金賞受賞。 現在は日本初のチャランゴ系YouTuberとしても活動中。 現・東京リャマ計画、3人アンデス。 元・ワイラ・ハポナンデス、チュパイチャキス。