チャランゴの弦長
弦長とはブリッジのサドル部分からナット部分(または0フレット)までの長さです。
楽器ごとの長さが決まっているものもありますが、チャランゴの場合は長さに多少のバリエーションがあります。
ちょっとマニアックな話ですが、この弦長によって音色や弾きやすさ、指の届きやすさなどが変わってくるので参考にしてみてください。
一般的なチャランゴの弦長は?
チャランゴの弦長はcmの単位で作られることがほとんどです。
私が使っているチャランゴは37cm。一般的な長さ、または少し長いと感じる方もいるかもしれません。
よくある長さは36.5cmか37cmですが、最近は38cmや39cmという長いチャランゴも作られています。
弦長が長いと張りが強くなるため迫力のある音が鳴ります。ただし音はパキパキとしたものになる印象です。
逆に一昔前のチャランゴの中には34cmや35cmというものもあります。
こちらは弦の張りが緩めで、輝きは少ないですが、まろやかな音が鳴ります。
最終的には好みですが、弦長が長い方がフレット間隔も広がるため、その人の手の大きさによっても弾きやすさは変わってくるでしょう。
【チャランゴの弦長】実は種類がいろいろ?
桑原健一
日本で数少ないプロ・チャランゴ奏者 1983年生まれ。2018年末まで合計10年間ボリビアで音楽活動をしていた。 2017年にはアイキレ国際チャランゴコンクール国際部門金賞受賞。 現在は日本初のチャランゴ系YouTuberとしても活動中。 現・東京リャマ計画、3人アンデス。 元・ワイラ・ハポナンデス、チュパイチャキス。
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